alpaca2unix blog

UNIXやGnu/Linuxの勉強と備忘録です。

Kali Linux Rolling 64bitにSteamをインストールする (apt系)

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Kali Linuxの64bit版に、Steamをインストールするのはちょっとしたコツがあります。というのも、steam launcherは32bitで書かれており、これが64bitだけのOSだと不具合を起こすのです。

 

LinuxのOSには、64bitバージョンと、64bitと32bitが使えるバージョンがあります。後者はSteamの導入がすんなり行くのに対して、前者はちょっとしたテクニックで解決する必要があります。では、早速、やっていきましょう。

#usermod -a -G video,audio your_user_name

いきなり、Terminalでこのように打っておきましょう。上記のコマンドは、「あなた」というユーザーに対して、ビデオとオーディオを許可します。ということです。普通、許可されているのですが、雑多にあるLinuxの中にはデフォルトで許可されていない場合もあるので、一応、打っておきましょう。

次に、

/etc/apt/sources.listをお好きなテキストエディタで開き、
deb http://httpredir.debian.org/debian/ jessie main contrib non-free

 debianの最新版をリポジトリに追加しておきます。

 

64bit版の場合、32bitライブラリが使えなくて、Steamが起動しないので、次のようにコマンドを打ちます。

# dpkg --add-architecture i386

# aptitude update

 Kali Linuxではデフォルト状態では「aptitude」が入っていないため、

#apt-get install aptitude

しておきましょう。

 

グラフィックボード、もしくは、APUなどの違いによって、以下のコマンドを入力します。

 

Nvidia graphics hardware:

# aptitude install libgl1-nvidia-glx:i386

ATI/AMD graphics hardware:

# aptitude install libgl1-fglrx-glx:i386

 *)amd64-microcodeでもいけます。いまならこちらの方が良いでしょう。

さあ、仕上げの段階です。
# aptitude update
# aptitude install steam

 

このようにして、Steamをインストールすれば、32bitライブラリを使うことができるので、Steamをごく普通に扱うことができます。^^*


kayo .~*


Linuxのホームディレクトリを日本語から英語にする

↓↓↓ コマンド一発でできることもあります。

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

もしも、xdg-user-dirs-gtk-updateなんて存在しないよと言われた場合は、

xdg-user-dirs-gtkをインストールして、再度、

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

 ターミナルに打ち込んでください。

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update namesを選択すれば、homeディレクトリは英語になります。

Don't ask me this againにチェックを入れておくと、ずっと状態を維持してくれるのでチェックを入れましょう。

 

kayo .~*

sudo apt-get sourceって便利だよ。

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わたしはプログラミング初心者なのです。入門書などは一通りこなしたのですが、ソフトを書くとなると、何から手をつければいいのかわからなくなってしまうのです。そこで、よくネットでC言語だったら、C言語ソースコードを見つけようとしていました。もちろん、たくさんあるんですけど、それよりも、もっと良い方法を見つけたんです。

それが、

sudo apt-get source (あなたが欲しいアプリのソース名)

例えば、いま、わたしは「Grub2」に関心があるので、

sudo apt-get source grub2

と書けば、ソースを手に入れることができます。手に入れさえすればこっちのもの。どんな風にアプリが動いているのか、また、どのようにプログラミングされているのか見ることができます。

 

kayo .~*

TrisquelでLinux From Scratch (LFS)

ようやく昼頃になって朝から考えていたプログラムが完成した。

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自前のbootloaderからOS(画面だけの)を出したところです。わたしがこの作業でネックになっているのは、何度か書いてきましたが、NasmじゃなくてGNUAT&T記法で書かなくてはならないことです。なぜなら、CPUがAMDだからです。Intelだったらどれだけ楽でしょう・・・

さて、こちらのブログでは自作OSのことよりも、Linux From Scratch (LFS)」を当面の話題にしていきたいと思います。自作OSを作りながら思ったのですが、LFSもかなり役立ちそうな気がします。

とにかく、OSの全体像をもっと詳細に見通すことができるようになりたいです。

話はそれますが、、

TrisquelというGNUが推してるLinuxVMwareに入れてみました。インストール中、「china letter」「japanese letter」と連呼されるのはやめてほしかったけど。笑

リチャード・ストールマンが使用しているイケてるOSでLFSをやってみたいと考えています。

 

参考リンク)

GNU - Wikipedia

The GNU Operating System and the Free Software Movement

Welcome to Linux From Scratch!

 

kayo .〜*

ドットインストールよ! AdaもいいけどGnu/Gasをくれ!

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http://dotinstall.com/

わたしは、ドットインストールというサイトに登録して勉強をしています。マニアックな言語、Adaの動画は面白かったです。てか、解説してる人、物知りすぎ。笑 原稿読んでるだけなのかしら??

AdaでOSを作るというのも一瞬、考えたのですが、やっぱり、Cが無難と落ち着いてしまいました。ところでアセンブリ言語についての解説はないんです。

ぜひ、アセンブリ言語も取り扱って欲しいです。NasmとGas。特にいま、必要としているGnu/Gasの方。

みんな、アセンブリをどうやって勉強してきたのだろう? とっても分かりにくい言語だと思います。でも、アセンブリを扱えるようにならないと、わたしの野望が達成できないのです。

自作OSを作るというのは、プログラミングをすることなんですけど、わたしはこのことをゲーム感覚で捉えています。結構、ヘビーなゲームで面白いです。わたしとコンピューターの物理的なゲーム。画面に出ろ! AlpacaOS!(開発中のOSの名前です。)

この前も紹介した、

30日でできる! OS自作入門

30日でできる! OS自作入門

 

この本を参考に作っています。でも、やりたいことが実現可能なら、この通りにしないかもしれません。筆者の川合さんは、ミニOS、コンパクトOSを作りたいようなのですが、わたしはGrub2もGnuも組み合わせたいのです。他にも組み合わせたいものがいっぱいあります。

と、言うことで、OSを作っている今、「linux from scratchLFS」もした方が良さそうです。異なる全体像が見通せるような気がします。

Welcome to Linux From Scratch!

 

ふと、思うのですが、「BSD from scratch(BFS)」というのもあるのでしょうか???

FreeBSD From Scratch

↑ 調べたらありました。萌

自作OS, LFS, BFS。鼻血が出そうなくらい面白そうなゲームです。

積みゲーにならないように気をつけます。^ ^;;

 

kayo .〜*